

下部の源泉は、『硬度150』もある硬水です。硬度とは、水の中に溶けているカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量を言います。一般的に軟水・硬水と呼ばれているのは、この硬度の数値の事です。 WHO(World Health Organization:世界保健機構)の飲料水水質ガイドラインでは下記のような区分分けになっております。
| 軟 水 | 硬度 0~60mg/L未満 |
|---|---|
| 中程度の軟水 | 硬度 60~120mg/L未満 |
| 硬 水 | 硬度120~180mg/L未満 |
| 非常な硬水 | 硬度180mg/L以上 |
飲泉による下部温泉の源泉の効能は下段をご覧下さい。
なお、下部の源泉は日本で初めてミネラルウォーターとして認可・販売されたお水です。
| 泉 質 | アルカリ性単純温泉(無味・無臭・無色透明) |
|---|---|
| 効 能 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、飲泉により胃腸病 |
| 温 度 | 32度(季節によりやや加温している場合もあり) |
★ この評価方法については様々な意見が有りますが、当館としては参考になる値だと考えております。かなり高い値だそうです。
当館はNPO法人「源泉湯宿を守る会」に所属し、認定を受けております。加温・循環については下記の表示をご覧下さい。 温泉の効果を最大に発揮するには、ぬるいお風呂にゆったり浸かるのが一番です。ですので、あくまで当館のメイン風呂はぬる湯です。一部循環のあつ湯は、ぬる湯ばかりだと飽きてしまう方、普段あつ湯がお好みで、途中や最後に体を温める目的でのご利用を想定しております。どうぞこだわりの源泉風呂をお楽しみ下さい。
当館には温泉入浴指導員がおります。ご要望で、お客様の体調に応じた温泉入浴プログラムを作成可能です。(ちょっとお時間頂きます)入浴方法で疑問点がございましたら遠慮無くご質問下さい。
ホテル守田温泉入浴指導員が贈るうんちくコーナーです。温泉がなぜ効くのか?その理由はいくつかあります。
◆1温熱の作用
湯船にはいると体が暖まります。これにより、◎痛みの軽減=鎮痛効果、◎血液循環がよくなる=疲労解消効果、◎新陳代謝を高める、などの効果があります。ここでは温度が大事です。水温34度~36度がもっとも体に負担が少なくしかも効果が高いのです。末梢の血管が拡張するので、血圧は下がります。
一方、極端に熱い42度以上や冷たい20度以下の温度では、逆に強い刺激を生じ緊張して、体に負担がかかってしまいます。加えて末梢の血管が締まるため血圧が一時的に上がります。しかし、体が慣れてくると、収縮していた体の血管が拡張するため、頭の血が下がります。これが長湯で眠くなり顔がポッチャンとなる原因なのです。
熱い温泉は長時間入ることが難しいので、結局表面だけは熱いけど、実際は体内までは温まっていません。
適度な温度で長めに入浴するのが体内まで温めるコツです。このことからも下部温泉独特のぬる湯がとても効果があると言うのはうなずけます。
◆2浮力・水圧の作用
水中では浮力により、重力による負担がかかりません。また、浸かっている部分に適度な水圧がかかるため、血液の心臓への戻りをよくします。また、全身浴ですと、肺を圧迫して心臓の負荷を高めることになりますので、心臓の弱い方は半身浴の方が負荷が低いのでおすすめです。降圧剤を飲んでいる高血圧の方で、温泉療養をする場合は医師と相談なさった方が良いそうです。
◆3成分の作用
炭酸ガスを含んだ温泉は皮膚から体内に入り、毛細血管を拡張し、血流を増加させます。また、ミネラル成分の豊富な下部の源泉のような水を飲みますと、体内のミネラルバランスを整え、胃酸を押さえたり、整腸作用があります。
また、強酸性の温泉は殺菌作用があり、硫黄や塩分の成分の多い温泉は皮膚の組織の生成を促進します。